心は空気で出来ている

空気を読むな、呼吸しろ。

風邪の治りが悪い年頃

 お盆を過ぎてから、順調に気温が下がっている今日この頃です。暑いと思ってたら涼しい、涼しいと思ってたら暑い。エアコンをつけるのかつけないのか。そんな日々を繰り返すうち、朝目覚めた瞬間に「寒っ」と感じる日を幾日か経験し、お約束通りに風邪を引いてしまいました。季節の変わり目は気をつけろとあれほど自分に言い聞かせてたのに。
 最初は喉が痛くなり、その痛みが段々下の方に降りて行って、気管支のあたりがイガイガして、時折咳が出ます。そして痰も出ます。頭が若干ぼうっとします。熱はありません。そんな状態でかれこれ10日あまり。喉の痛みが治まった時点で、もう治りかけてきたなと思ってからが長い。
 こんな感じで、熱は出ないけどなんとなく体調がすぐれない状態が長く続く風邪が、30代後半から増えてきたような気がします。若い頃は、風邪をひくとすぐ熱が出て、2、3日辛い状態を脱すればスッキリ治ってたのに、今はズルズル長引くばかり。これって明らかに歳のせいですよね。
 若い頃は体力があるから、とにかく熱を出してウイルスをやっつけることができた。ミツバチがスズメバチを倒すのと同じ戦法ですな。敵は死ぬけど自分は耐えられるだけの熱を出す。それが歳をとって体力の衰えた今は、自分まで熱にやられちゃうから、うかつに熱を出せないんでしょう。それとも、熱を出すだけの力もないのかな。
 だからじんわり長期戦でいくしかない。白血球が地道にウイルスを攻撃するとか、何かの拍子にウイルスが自滅するのを待つとか。詳しいことはわかりませんけども。
 仕事を休まなくて済むのはいいんですが、裏を返せば休めないということなので、じっくり体を休める時間が取れません。微妙な体調不良が続くのはうっとおしいです。何事もやる気が出ないし、楽しめない。
 あー、早くスッキリしたいなぁ!