心は空気で出来ている

空気を読むな、呼吸しろ。

おねしょが日本地図になっている漫画表現

 最近、押入れの中を整理していたら、ニンテンドーDSLightが出てきました。息子も5歳になったことだし、そろそろこういうゲーム機で遊べるかなと思い、美文字トレーニングでひらがなの練習をさせてみると、予想以上にどハマりし、手放さなくなってしまいました。

 これで文字の書き方が覚えられるならいいかと思い、そのまま放置していました。しかしある日、そのDSで遊びながらやけにモジモジしているので、トイレに行きたいのではないかと思って、

 「おしっこ大丈夫?」

 と聞いてみましたが、本人の返事は

 「うん大丈夫」

 ということたったので、ホンマかいなと思いながらも様子を見ていました。その直後。

 ジョジョ〜……

 嫌な予感が的中し、息子の足元にはみるみるうちに水たまりが広がっていき、白いラグに薄黄色のシミが出来上がりました。家の中はもう上を下への大騒ぎ。僕は息子を風呂まで運び、嫁さんはラグをひっぺがして洗濯機に放り込みます。

 そんな大騒ぎの中、僕はふと思い出しました。そう、タイトルにもある通り、昔の漫画でよくある、おねしょで日本地図が描かれた布団を、そのまま物干し竿に掛けて乾かすシーンです。

 あれ、明らかに洗ってませんよね。洗った後なら、おねしょの跡の日本地図は残っていないはずですし。もちろん、おねしょしましたよということをわかりやすく表現するために、あえて布団を洗わないという選択肢を取ったのは理解できます。

 子供の頃はそこまで考えませんでしたが、よく考えると汚いですよね。あくまで漫画の中の話なので、そこまで気にすることでもないんですけど。

 ちなみに今、息子はDSを禁じられています。