ご無沙汰です。年明けから職場を変わり、それに伴って生活パターンも変わったので、なかなか記事を書く余裕ができませんでした。徐々に慣れてきたので、またぼちぼち書いていこうと思います。
それで早速表題の件なのですが、二又一成さんといえば、僕の中では『うる星やつら』の”チビ”のイメージが強いです。たぶんその頃に声優という存在を意識しながらアニメを見るようになったからだと思います。
去年は『HUNTERxHUNTER』のナレーションで毎回その声を聞いていました。さらに、先月解約したひかりTVのビデオ配信で『MONSTER』を見ていたら、”グリマー”の役で登場していました。さらにさらに、今月から契約したスカパーのアニメチャンネルで『ゴールドライタン』を見ていたら、主役の”ゴールドライタン”の声を当てていました。ゴールドライタンはリアルタイムで見ていたけど、当時はまだ”中の人”に興味がなかったので、ライタンの声は全然記憶にありませんでした。それとは別に、主人公でライタンの友達の少年”ヒロ”の声が故・井上瑶さんが当てていて、これまた懐かしさ爆発。セイラさんん!
でもって、二又一成ヴォイスに慣れた耳でテレビを見ていたら、民放やらCSのアニメチャンネルやらで、ナレーションの仕事をたくさんこなしていることに気づきました。やはりあれですか。お子さんが生まれたからでしょうか。この記事を書くために二又さんの名前で検索したらデキ婚の話ばっかり出てきてちょっとびっくりしましたけども。若い嫁さんもらってうらやましい。いや、どうだろう。昨日で御年60歳ということですけど、子供が成人するまで生きていられるかって心配になりませんか。自分がその歳で子供作ったら考えちゃいますたぶん。奥さんが若いから大丈夫なのかな。
そんな話はおいといて、二又さんの名前、今回ちゃんと調べるまで「ふたまたかずなり」だと思ってました。正しくは「いっせい」なんですね。でも本名は「かずなり」らしいです。彼の声の特徴として、独特の「優しさ成分」があります。半分は優しさでできています、みたいな声質とでも言いましょうか。
『めぞん一刻』の五代くんで顕著な、喉からひょろっと空気が抜けるような、ちょっと裏返った声とか、声色の微妙なかすれ具合とか、声の高さとか、そういうものが混然となってあの優しさヴォイスができていると思います。グリマーさんもかなり優しい声でした。
そういえば、僕はアニメを見ながら、つい「あ、この声は〇〇さんかな」とか考えてしまい、話に集中できなかったりします。あとでエンディングのキャストを確認して「やっぱりそうだったか」とか「あれ違った?声そっくりやん」なんてことを考えたりもします。
特に最近はCSで懐かしいアニメを見たりしているので、現在もご活躍中のベテラン勢とか、逆に今は全く聞かない声優さんの名前を気にして観ています。あと亡くなった人とかも。ついさっきも、昔のロボットアニメ『メカンダーロボ』と『ボルテスV』に曾我部和恭さんが出てるのを見て「おぉ……」となりました。
でも昔のアニメって今見るとツッコミ所がたくさんあって、ちょっと笑ってしまいます。子供の頃はすごい真剣に見てたのに。「ちょ、それはないやろ」とか「いやいやいやいや、このショットはないわ~」などと思いながら見ている自分が汚れちまってる気がして、ちょっとだけ悲しい。
まとめると、今更ながら自分は声優さんが好きなんだなということに気づいたという話でした。
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