心は空気で出来ている

空気を読むな、呼吸しろ。

録画とDVDとリアルタイム放送の区別がつかない件

 先日の「二次元VS日本刀」、ただ現地で日本刀とお城を見て、手ぶらで帰ってきたわけではありません。ちゃっかり自分へのお土産も買いました。

 まずは図録とクリアファイル。その他パンフレット、リーフレットなど、タダでもらえるものはとりあえず持ってきました。

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 もちろん天野先生のクリアファイル(右)もゲットだぜ。

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 そして忘れてはいけないのがこれ。メダリオン。観光名所に行ってこれがあると買わずにはいられません。「勝手に観光協会」でみうらじゅんがちょくちょく買ってるのを見ているうちに影響されてしまったようです。手ブレていますが、表は岡崎城、裏は言わずと知れた葵の御紋です。ひかえおろう。ていうかこれ、どっちが表でどっちが裏なんだろう。知ってます?

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 あとこういう観光地にありがちなスタンプもね。別にいらないのに、スタンプ用紙とスタンプ台があったからつい押してきてしまいました。あれもなぜか押したくなる不思議。観光地マジックですかね。

 さて今日の本題は息子の話。物心つく以前から、DVDや録画番組を見ていた息子は、リアルタイムに放送されている番組という概念がわかりません。好きな番組を好きな時に見られると思っています。そういうテレビ環境で育ったので無理もないのですが、見逃したら二度と見られないのが普通だった僕の子供時代からすると、テレビというものに対する認識の仕方がかなり違うので、どう説明したものかと考えることがしばしばあります。

 やれ「おさるのジョージが見たい」だの「トムとジェリーが見たい」だの、しょっちゅうそんなことを言ってますが、録画してあるものとかDVDがあるものならいいんです。やっかいなのは、たまたま見ていた番組を気に入って、もう一度見たくなったとき。

 うちでは先週から、ひかりTVのおためし契約で2か月の無料期間をこれでもかと使い倒していますが、その中で子供向けチャンネルのディズニーHDとかいうのを見ていたんです。そしたらミッキーとその仲間たちが出てきて、教育番組的なことをやりだしたんですよ。3DCGアニメでね。

 それを息子は食い入るように見てて、その時点で「あーこれやばいな」と思ってました。わかってました。でもどうしようもありません。だって録画できないんだもん。手持ちのHDDレコーダーに、三色ケーブルを使ってアナログ接続することはできるんですが、なにせアナログ。試しに繋げてはみたものの、今さらぼやけたアナログ画質なんて見れたもんじゃありません。

 人間の感覚ってのはすぐ新しいものに慣れてしまうんですね。つい何年か前まではアナログテレビを普通に見てたのに、デジタル画質に慣れた目でアナログ録画した番組を見ると、こんなボケボケの映像を当たり前のように見てたのかと驚きますもんね。

 それで、案の定ミッキーの番組が終わるやいなや、息子は「ミッキーもう一回見たい」と言い出しました。これは今テレビで放送されてたやつで、録画とかDVDじゃないから、この番組がやってる時間にしか見られないんだよ、なんて必死で説明しますが、全く理解できないようで「ミッキーもう一回見たい」の一点張り。しまいにゃ泣き出す始末。

 今の時期、保育園での昼寝もしてませんから、夕方家に帰ると眠くなってるんですよ。それで余計に機嫌が悪くなりやすい。そんな最悪のタイミングで「もう一回見たい」コールが始まっちまいました。何をどう説明しようが納得しない。いつでも見られるのが当たり前の環境で過ごしてきた4歳児に、今しか見られないというテレビの仕組みを理解できるわけもなく、延々ごねまくります。

 その時は別の面白そうな番組を見せて乗り切りましたが、またいつこんなことが起こるとも限らない。スパイダーみたいに全チャンネルの全番組を録画できる機械でもあればいいんですけどね。そんな予算ねぇし。そもそもまだ家庭用は出てないみたいですね。いくらになるんだろ。でもなーもし買えたとしても、テレビから離れられなくなりそうで怖いわ。ブログ書く時間なくなるわ。

 ということで、息子がテレビ放送というものを理解できる日がくるまでは、やつのテレビ番組に対する食いつき具合を予測しながら、録画予約しておくことでしか対応できないのが現状であります。

 以上!