最近、朝起きると西野カナの曲が頭の中を流れています。職場のラジオで頻繁に流れるせいだと思うのですが、他にもよく流れる曲があるにも関わらず、なぜ西野カナなのかは不明です。もしかして好きなのかな。西野カナ。
西野カナの歌詞には「〜かな」という疑問形が結構な頻度で使われています。西野"カナ"というアーティスト名はそこからきてるんじゃないかな、と密かに思っているごくまです。
先日、何年目かの結婚記念日を迎えたのですが、いつの間にか嫁さんがDX(デラックス)妖怪ウォッチ(旧式)を買っていて、なぜか息子にプレゼントしていました。「俺のは?」なんて冗談でも聞きません。だって自分もケーキしか買ってこなかったから。プレゼントは誕生日だけでいいかなっていう、夫婦間の暗黙の了解的なものがありますので。
妖怪ウォッチは最新の零式ではありませんでしたが、息子は「音が出るやつだ~」と喜んでいました。音が出ないほうの「きゃらっち」は、零式の発売日に買いましたが、今では見向きもされていません。うちにはなぜか妖怪メダルだけが先行して8枚ほどあり、3DSも、妖怪ウォッチのゲームソフトもなければDX妖怪ウォッチもない我が家では宝の持ち腐れ状態でした。
それにしてもでかい。大人が嵌めてもデカく見えます。
ベルトだって余裕。まだ穴3つ分も余裕があります。
さてこのDX妖怪ウォッチ、リューズ形ボタンを押すとカバーがぱかっと開き、同じボタンを長押しすると、アニメと同様、青っぽい光が出ます。さすがに妖怪は照らし出されません。このライトで、嵌めたメダルの妖怪が壁とかに投影できたら凄いんですけどね。バンダイさんどうですかこのアイデア。コストかかりすぎて無理かな。
そしてメダルを差し込むと、そのメダルに描かれた妖怪の種族に応じたジングル(召喚ソングと呼ぶそうな)が流れ、妖怪の声で名を名乗ります。例えばジバニャンだと”プリチー族”という分類なので「プリチー、召喚!プリチー!オレッチ、トモダチ!ふくはウチー♪」という召喚ソングのあと、アニメと同じ声で「ジバニャン!」と名乗ります。
音が出るおもちゃが大好きな息子。いろんなメダルを差し込んではその音声を楽しんでいます。しかし意外と音がでかい。静かな田舎では、窓を開けていたら隣近所にまる聞こえレベルの音量です。夜間の使用は控えましょう。
そんな音声を楽しんでいた息子が、メダルを差し込んだ時以外にも、ボタンを押すと妖怪が名乗る音声が出ることを発見しました。さらに名乗っている途中でボタンを押すと、また最初から音声が再生される仕様になっています。これ、音が出るおもちゃの中でも息子が一番好きな仕様です。
なぜなら、息子はおもちゃから出る音声を、ボタンを連打してスクラッチするのが大好きだからです。スクラッチって、DJがレコード盤を手で回して同じ場所を短く何度もリピートするあれです。
例えば、手持ちの妖怪メダルの中に「かたのり親方」っていうのがあります。こいつは「ウスラカゲ族」で、召喚ソングは”野郎ども”っぽい声で「ウースラカーゲ、おれたちのおーかーげー♪」そのあと甲高い声で「かたのり親方!」って名乗ります。ボタンを押すと何度も「かたのり親方!」って言うので、息子がスクラッチを始めると
「か か か かた かた かたのり親方!
かた かた かた かた かたのり かかかかかたのりかたかた
かたのり親方! かたかかかかかたかたかたのりかたのり親方!」
てな具合。こういうのがほんとに小さい頃から大好きで、歴代のスクラッチ仕様のおもちゃは全部やってました。アンパンマンでもしまじろうでも、キャラがしゃべるタイプでスクラッチできるものはなんでも。アンパンマンの上半身がついた補助便座なんか、3つのボタンで3種類の声が出るんですよ。
「ちゃんとできるかな?」
「じょうずにできたね」
「えらいえらい」
これをランダムに組み合わせてスクラッチするわけです。
「ちゃんとでき えらいえ じょうずにでき
ちゃん じょう ちゃん じょう えらいえらい
じょうずにえらいえらいちゃんじょうちゃんじょう
ちゃんとで えらいえ じょうずに えらいえらい ちゃん」
トイレで延々こんなことしてました。
今後しばらくは、妖怪のスクラッチ音声が響くことになりそうです。
「かかかかかたのりかたのりおやかたかたかたかたかたのりおやかた……」
以上!