ごくまトリックス

いらっしゃいませ。アニメ・子育て・雑文と、責任持てない与太話。あくまで個人のたわごとです。

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伝統は積み重ねた時間の分だけ重いそして人の一生は短い

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なんで夫の世話は妻がやって当然と思われなければならないのか問題 - カリントボンボン

 今日はこの問題について考えてみました。

 ブクマのコメントにも書きましたが、結論から言うと「そんなことに腹立ててもしゃーないで」ということです。ご本人さんもわかってはいるんでしょう。でも腹が立つということは、完全には腹に収まってないすなわち理解はしていない。

 なんでと理由を問われれば、そういう時代が長かったからです。百年二百年、三百年四百年、もしかしたら千年以上もそういう時代だった。かもしれないたぶん。歴史に疎いのではっきりしたことは言えない。でもたぶんそうなんだ。

 何年でもいいんですが、多くの人がそれを社会通念として受け入れ、当たり前のこととして考えるに至る程度には長い年月を経ているわけです。それを、たかだかここ数十年の間に出てきた新しい考えが塗り替えるには、まだまだ長い時間がかかるでしょう。

 それはもう、正しいとか間違ってるとかいう問題じゃなくて、単なる慣性の問題です。女は家を守り、男は外に出て働く。世界中いたるところで見られる、自然発生的に出来上がったスタイル。人間という種に根付いた生活パターン。なんならもう遺伝に組み込まれてるんじゃないかくらいの根源的観念なのです。

 科学が発達し、人が自然から切り離された生活をするようになって、まだほんの100年かそこらしか経っていません。男女平等、女性の社会進出、結構なことです。しかしそんなことを言っていられるのは、まだまだごく一握りの人間だけです。この古来の生活パターンに根差した社会通念が消滅するには、少なく見積もっても社会の半数以上あるいは7~8割くらいの人が、新しい生活スタイルを身につけ、それを当たり前と思う必要があり、それには長い時間がかかることでしょう。おそらくid:neji-koさんが生きてる間には実現しないだろうと思われます。いやわかんないけど。東京とか大都市圏の狭い範囲でなら実現するかも。

 さらに別の観点から見ると「妻が夫の世話をする」ということに無上の喜びを感じる女性も、ごくまれに発生するという事実があります。結婚当初はわりとそうなる人がいて、何年かすると激減しますが、たまにずーっとそういう状態のご婦人もおられます。それがその人なりの愛情表現なのだと思いますが、そういう人に「そんな古い考えはやめろよ」とは言えません。だってその人はそれで幸せなんですから。

 要するに、幸せならどんな生活スタイルでもいいじゃないかと。妻が夫の世話をしようが、夫婦平等だろうが、夫が妻の世話をしようが、とにかく幸せな結婚生活を送れているのならそれがベスト。人に何言われようが気にする必要ないし、人にとやかく言うことでもない。そういうことじゃないのかね。