心は空気で出来ている

空気を読むな、呼吸しろ。

仮面ライダーいっぱい

 僕が子供のころから活躍している特撮ヒーロー、仮面ライダー

 一番最近の仮面ライダーは「鎧武」という。あの「魔法少女まどかマギカ」の虚淵玄が脚本を書いていることで、”大きなお友達”の間でも話題になっているはず。

 そんな仮面ライダーだが、昭和のころはだいたい1シリーズにつき1人の主役ライダーが相場だった。途中から2号が出たり、V3にも1号と2号が出たり、ライダーマンとかいう仮面ライダーもどきが出たり、ストロンガーだとテントウムシっぽい女の子が出たりということもあったけれど、せいぜい2人か3人のライダーでエピソードを回していた。

 しかしいつ頃からか知らないが、最近(たぶん平成に入ってから)の仮面ライダーは、ひとつのシリーズに何人ものライダーが登場する。主役は一人のようだけど、主役級のライダーが2、3人、さらに脇役級?のライダーがいたり、1シリーズ中に5,6人のライダーもしくはライダーっぽい人が登場する。でもってライダーもみんながみんな正義の味方じゃなくて、よくわからないけど悪い者ライダーみたいなのもいて、ライダー同士で戦ってたりする。その分話も複雑になってる。

 なんでだろうねーという話を嫁としていたら「たくさんライダーがいたほうがおもちゃがたくさん出せるし、子供がライダーごっこやるときにライダー役の取り合いにならなくて済むからじゃない?」と言う意見が出た。

 なるほど!嫁にしては鋭い考察。ふだんのぼんやりキャラを見慣れているせいか、少々見くびっていたようだ。すまぬ嫁。でもさっきレンジ開けたら、皿に盛ったシューマイが入ってたよ。晩のおかずにと暖めたはいいが、出すのを忘れてたようだな。