心は空気で出来ている

空気を読むな、呼吸しろ。

【写真付き】NintendoSwitchの中華プロコンが壊れた。分解してみた。そしてAmazonに返品した。

 

改良版 Switch 無線 ワイヤレス コントローラー【Nintendo Switch対応 ブルートゥース接続 シンプル 人間工学 ジャイロ ダブルモニター振動 連射機能搭載 高耐久ボタン 日本語取扱説明書】 ゲームパット ニンテンドースイッチ Controller AnvFlik

竹馬が上手いんです ターバンが似合うんです

あなたにとってちょうどいい ヒーローでいたいんです

 以前、スプラトゥーン2を快適にプレイするため、サードパーティ製のプロコン型コントローラーを買った話を書きました。

gokumatrix.hateblo.jp

 機能的には問題なく、たまにカメラアングルがおかしな位置に飛ぶ以外は、まぁまぁ快適にプレイできていました。購入から1カ月ほど使い込んで、かなり操作に慣れてきてもいました。

 それが、夜中にガチマッチをプレイしていたら、突然、ZRボタンの手ごたえがなくなったのです。ボタンの戻りが悪く、ふにゃふにゃした感触になってしまいました。

 それでもなんとかごまかしながらプレイしていましたが、メインブキのトリガーなので、まともに動かなければ戦えません。とりあえずその場のバトルが終了してから、電源を切って調べてみました。

 どうやらボタンを押し戻すバネが破損したようです。どんなバネが入っているのかわかりませんが、とにかく中で何かが壊れたことは間違いありません。ボタンがスカスカで、押してもちゃんと戻らないんです。

 そのまま返品しようかと思いましたが、もしかして何かが外れただけなら、自分で直せるかもしれない。というわけで、分解を試みました。

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 正規品と違って、ネジは普通のプラスネジなので、普通のプラスドライバーで開けることができました。両グリップに内蔵されたモーターが見えます。

 モーターから出た軸に偏心錘がついていますね。これで振動を起こしています。うん、まぁ、これじゃ大雑把な振動しか作れませんわな。

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 外した上面パーツ。ボタンのパーツ以外、特に何もついてません。

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 2枚重なった基盤の上側を外してみると、平らな線でつながっています。基盤には型番らしき番号とV1.2、2018.11.16の日付が見えます。割と新しいバージョンのようですね。

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  下側の基盤を外すと、真っ青なビニールで包まれたバッテリーが出てきました。両脇にL/R/ZL/ZRボタンがあります。

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 R/ZRボタンを外してみました。上下のボタンが1個のパーツに組み込まれています。ボタン接点の信号ケーブルがS字状に出ているのが見えますね。

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 問題のZRボタンを外してみます。案の定、バネ(右下の針金)が折れていました。この輪っかの反対側にも針金が出ていなければならないはずですが、折れた破片が見つかりません。

 それにしても、こんな細いバネ。多いときは一日何百回も押されるボタンを支えるには貧弱すぎやしませんか。反発力の加減でボタンの押しやすさや指の疲労度も変わるでしょうから、バネの強弱設定は難しいところなんでしょう。しかし、これじゃ1カ月で折れるわけですわ。

 折れてどっかいったほうはあきらめて、元通りに組み立てました。そしたら机の下から折れたバネの破片が出てきました。

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 これで長さは1cmもありません。こんなのよく見つかったな。でももう組み立てちゃったから捨てとこう。折れたやつは元に戻せないし。

 分解して、折れたバネを捨てたコントローラーを、元通りに組み立てて、しれっとAmazonに返品しました。分解が原因で壊れたんじゃなくて、壊れたやつを分解して中を見ただけだから、問題ないですよね。

 購入履歴を見てみたら、なんと返品有効期限の1日前でした。あぶね!あぶね!あぶね!あと1日壊れるのが遅かったら、もう返品できないとこだったぞ。3千円無駄にしてたぞ。(快傑ギリジン

 このタイミングで壊れたのは、運が良かったと言えるのかどうなのか。そもそも1カ月足らずで壊れるんじゃないよっていう話です。しょせん安物ってことなのかな。

 スプラトゥーン2の操作は、このコントローラーにすっかり慣れてしまったので、今さらジョイコン2個持ちには戻れません。仕方なく、ジョイコンをはめ込んでプロコン型にするやつでプレイしています。

 だけどコントローラーはもう1個あったほうが、嫁さんも含め3人でゲームができるので、また懲りずに安いサードパーティ製品を買ってみようと思っています。

 ということで、本日はこれにてお粗末。

 

 

youtu

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ガイコツだけど正義の味方、黄金バットが後世に与えた影響

想い出のアニメライブラリー 第92集    黄金バット コレクターズDVD

輝くドクロは正義の味方

ヒューッと風切るシルバーバトン

 仕事から帰ると、息子氏がいきなり「Wiiどこ?」と聞いてきた。何の話かと思ったら、今朝から急にWiiのことを思い出して、遊びたくなったらしい。またYouTubeで何か見たんだろうな。

 スイッチがあるからもう押し入れにしまったよ、と言うと「え~なんで?遊びたい。Wiiどこ?押し入れのどこ?」としつこい。そんなどこどこ言われてもな。

 どこ?どこ?どーこからくーるのか黄金バーット!

 こーうもりだけーが知っている!

 また昨日のエントリーみたいに、連想ジュークボックスが発動した。

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 考えてみれば、黄金バットってかなり異質なヒーローだ。なにしろ金ピカのドクロがマントを翻してわはははははと高笑いするのだ。その始まりは戦前の紙芝居というから、近代ヒーローの中でもかなりの古株だ。

 私が知っているのはアニメ版だが、それも生まれる前の放送だから、リアタイで観ていたのは、私より5~6歳以上年上の世代だろう。そもそも再放送でもほとんど観た記憶がない。

 紙芝居時代から、子どもたちに相当な人気を博したそうだ。戦前・戦後の子ども、つまり私の親世代は、一体あの金ピカドクロの何がそんなに気に入ったのだろうか。

 黄金バットのカッコよさは、いまいちピンと来ないが、アンチヒーロー的な造形には惹かれるものがある。この造形は後の漫画、アニメなどに多くの影響を残していると思う。たぶん。

 私が思いつく限りでは、年代の近いアニメで『妖怪人間ベム』。去年で50周年ということで、昔のアニメの再放送や、DLEのギャグバージョンが作られたりしていた。今年も新作アニメの制作が発表されている。キャラクター造形は全然違うけど。昔のベムはスキンヘッドで、黄金バットのシルバーバトンに似た杖を持っていた。

youkainingen-bem.com

 それから、『コブラ』の宿敵、クリスタルボーイ。あれも身体はクリスタルだけど骨格は黄金。そしてもちろんスキンヘッド。

 さらに、『ベルセルク』の髑髏騎士。初めて見た時から、「黄金バットじゃねぇか」と思った。黄金バットが元ネタであるという確証はないけど。

 何しろ金ピカドクロに黒マントという、インパクト意外の要素が感じられないキャラクターなので、そりゃ影響を受ける人も続出するでしょうよ。

 直接的に影響を受けていないとしても、類似したキャラ造形が多く見られるということは、それだけ『黄金バット』には先見の明があったのだろう。普通なら死や不吉を連想させるドクロを、ヒーローにしてしまうという、つまりコロンブスの卵的なアレが功を奏したのだと思う。

 普通なら忌み嫌われるような存在が、金ピカになるだけでカッコよくなる、みたいなパターン、他にないかな。

 う~ん……

 ダメだウンコしか思いつかない。

 本日はこれにてお粗末。

 

服のサイズを見ると自動的に連想される歌

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僕に聴かせておくれよジュークボックス

どうか夢を見させてよ

 昨日のポカポカ陽気が嘘のような寒さ。寒波がやってくるそうな。

 さらに来週末は雪の予報も。今シーズンは暖冬だと舐めていたら、今頃本気を出し始めた冬将軍。果たして本当に本気なのか、それとも本気を出すのは来シーズンからなのか。

 それはそうと、この時期、デパートなどではすでに春物の服が売り出されている。そして冬物はさっさと掃けろとばかりに、半額以下の投げ売り状態。貧乏人はこの時期に来シーズンを見据えて冬物を買う。そんな在庫一掃セールも、すでに終えている店が多い。

 私はインナーならMかL、アウターはLかLLを買う。店頭には、SからLLまでのサイズが、ハンガーに掛けられてびっしり並ぶ。ハンガーをたぐって、デザインや色目を確認する。服のサイズは、いちいちタグを確認しなくても済むように、だいたいハンガーの首にはめられた丸いプラスチックのアレに書いてある。アレにも何か名前があるんだろうな。

 在庫セールなので、並んでいるのは売れ残り。MやLなど、よく出るサイズはすでに売り切れていたりする。Sの隣にLLがあったりする。できればLがいいんだけどなぁ。これは色がいいんだけどLLか。これもLL。これもLL、LL、LL……

 エル、(エル)、エルはラブのエル、(エル、エルエルエルエル)

 エル、(エル)、エルはリップのエル、(エル、エルエルエルエル)

 こ~の~、く~ちびるに~……

 と『かぼちゃワイン』の主題歌が頭の中を流れ始める。

 たまに、大きいサイズも一緒に並んでいたりする。だいたい、大きくても3Lくらいまでなのだが、たまに4Lもあったりする。4Lなんて大きすぎて袖に手がすっぽり隠れてしまうんだろうな。4Lか。ヨンエル。

 ヨンエルヨンエルヨンエルヨンエルヨーカイでるけんでられんけん、

 ヨンエルヨンエルヨンエルヨンエルヨーカイでるけんでられんけん、

 ローイレローイレ仲間にローイレともだち大事!

 今度は『妖怪ウォッチ』の歌が流れだす。

 ひとつの言葉を何気なく繰り返していると、それがとある歌詞のフレーズと重なって、いつの間にか頭の中でその歌が流れていたりすること、あるよね。ない?

 そんな時、いつも思い出すのが、昔のお笑い番組『いい加減にします!』(日テレ:1984~1985)だ。

 たまたまテレビをつけたらやっていて、三宅裕司伊東四朗のコントがめちゃめちゃ面白くて、一度見てから病みつきになり、それから毎週観ていた。

 特に覚えているのが、三宅裕司がツッコミ、伊東四朗がボケ担当のコント。2人が泥棒という設定で、盗みに入った家でコントをやっちゃう。ヒソヒソ声で話をしていると、三宅の言葉尻を伊東が捉え、その言葉が歌詞になっている歌を歌いだす。最初は伊東が歌いだすのを止めようとする三宅だが、やがて一緒になって歌い上げる、そしてツッコむ、という、いわゆる「ノリツッコミ」の流れを繰り返す。

 このコントの影響が、未だに自分の中にあるのかどうかわからないが、ふと目にした文字、耳に入った言葉から、ある歌が連想されて脳内で再生される、ということがよくある。いつの間にか頭の中で歌が流れていて、でも何がキッカケでその歌が流れることになったのか、全く思い出せないこともある。

 私はこの現象を「連想ジュークボックス」と呼んでいる。

 いや嘘。たった今思いついた。

 流れ作業をしている最中などは、よくこの「連想ジュークボックス」が起動して、脳内で歌が再生されている。単純作業で頭が退屈しているときは便利だ。

 ということで、本日はこれにてお粗末さん。

 総じて完璧ソサエティー、ターイトルは、おそまーつさーん!

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人生というものを根本的に勘違いしてるんじゃないかという感覚

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見てきたものや聞いたこと いままで覚えた全部

デタラメだったら面白い そんな気持ち分るでしょう

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 これを書いた後、心の奥でずーっとくすぶっているものがある。

 自分は、人生というものを、何かものすごく根本的なとことで、勘違いしているんじゃないか、という考え。いや、考えというより、感覚。そういう感じ。

 何か間違えている気がする。でもそれが何かはわからない。何をどう間違えているのかはわからない。

 とにかく、自分がこれまで生きてきた中で、当然のこととして受け入れてきた世界観、価値観、そういったものが、もしかしたら全てまるっと勘違いなのかもしれない、という感覚。

 でもこれはあくまで感覚なので、勘違いという表現は違うのかもしれない。勘違いしている、という考え自体も勘違いなのかもしれない。堂々めぐり。

 言葉で表現できるほど単純な感覚ではない。

 あるいは逆に、単純すぎて言葉では表現できない、ということかもしれない。

 その感覚に意識を集中すると、もうちょっと、あとちょっとで何かがひらめきそうな、何かがわかりそうな感じがする。もしそれがわかったら、世界がどっと自分の中に押し寄せてきそうな予感。

 勘違いという障壁がなくなることで、世界をまるごと、ありのままに、歪みなく知覚することになるかもしれない、という予感。

 もしそうなったら、自分の意識も肉体も、その知覚に耐えられないかもしれない、という予感。期待と恐怖の予感。

 全部予感。本当はどうなるかわからない。その予感すら勘違いかもしれない。

 ただ、その予感がどういう意味を持っているのかはわからないが、予感そのものは実際に感覚としてある。

 こんな時、自分の語彙力の弱さに打ちひしがれる。心の中にある、何らかの圧倒的な感覚に対して、いかに貧弱な表現しか持ち合わせていないことか。

 この勘違いが解消されたら、自分の人生は、自分もろとも完全にひっくり返ることになる。そんな感覚がある。この認識はおそらく間違っていない。正解ではないかもしれないが、少なくとも勘違いではないはずだ。

 もしかしたら、全部春のせいかもしれないな。

 毎年、春になると頭がおかしくなるから。

 てなわけで、本日はこれにてお粗末なのだ。

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割り算の筆算でブチ切れた思い出

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一生の6分の1は 少年で

12分の1ののち ひげがのび

7分の1たってから 結婚した

  息子氏が2年生になって九九を覚え、次年度は3年生になるので割り算を学ぶことになる。算数が苦手だった私に似ず、算数が好きな息子氏が、割り算でつまづかないことを祈るばかりだ。

 息子氏と一緒に、算数のドリルをやっていて、ふと思い出したことがある。

 私が小学3年生で、割り算を習いだした頃の話だ。家で算数の宿題のドリルかプリントをやっていた時。姉と母が一緒にいたので、母に割り算の筆算について質問した。

 割り算の筆算では、割る数の右に閉じかっこみたいなものと、その上に横線を引き、閉じかっこの右側に割られる数を書く。例えばこんな感じ。

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 割り算の筆算とか、書いたの何十年ぶりだろう。ペイントだけど。

 さて、上の式で、まず割られる数の2桁目、5割る4の商1を5の上に書く。それに割る数4を掛けて、5の下に置く。

 そして5から4を引いた数1を、下に置く。割られる数の1桁目、2を下に持ってくると12になる。そして12割る4の商3を、割られる数2の上に書く。言葉で書くとえらく面倒くさい。

 この筆算の中で、上から順に数を引いていくわけだが、小学3年の私は、なぜここで上の数字から下の数字を引くのか、ということに疑問を持った。

 割り算というのは、掛け算の逆をやるのだ、ということはなんとなく分かっていたと思うが、筆算でなぜこのような手順を踏むのか、ということがわからなかった。こういう手順を踏めば答えが出る、ということは覚えたものの、なぜこの手順を踏むのかという理屈がわかっていなかった。それが気持ち悪くて、引っ掛かったのだと思う。

 で、その疑問を母にぶつけたのだが、母にはその理屈を子どもにわかるように説明するスキルがなかったようで、筆算の手順を繰り返し説明するだけで、それは私の疑問に対する答えにはなっていなかった。

 そのうち我慢の限界を迎えた私は「だから!なんでここで引くのかって聞いてんの!」と母に向かって癇癪を起こした。

 母はそんな私に怒るでもなく、なんと説明したらいいのか途方に暮れた様子で、困った顔をしていたような気がする。なにしろ40年近く昔のことなので、記憶のディテールはぼんやりしている。

 その後、私は分数の計算でもつまづき、すっかり算数が苦手になってしまった。最終学歴である高校まで、数学の成績はずっと低迷していた。

 ただ、苦手ではあるものの、嫌いだったわけではなかった。数学の考え方には興味があったし、新しい方程式などが出てくるとワクワクした。とはいえ苦手なものは苦手で、そういった数学の概念を完全に理解するには至らなかった。おそらく私の数学脳は中2あたりで成長を止めている。

 大人になってから、必要に迫られたわけではないが、数学を勉強し直してみようかと思ったことは何度かある。何度かあるが、実行したことは一度もない。

 たまに、思い出したように始めるプログラミングの学習でも、数学がわかるとより楽しくなりそうだとは思うのだけど、なかなか腰が上がらない。時間に余裕があれば、と思うこともあるが、たぶん余裕があってもやらないんだろうな。アニメとか観ちゃうんだろうな。

 時間をかけて根気よく学習すれば、たぶんある程度までは理解できると思うのだけど、時間もなければ根気も衰えているので、まぁ数学とは縁がなかったのだろうとあきらめている。でもせめて、高校で習うところまでは理解したかったなぁ。あと統計がわかるといろいろ楽しそうなんだけどなぁ。

 なんだかんだであきらめきれていない。いずれ機会があれば勉強しよう。

 ということで、本日はこれにてお粗末なのだ。

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