心は空気で出来ている

空気を読むな、呼吸しろ。

ジュウオウタイガー・アムちゃんの正体

 先日書いた記事にも登場した、ジュウオウタイガーのアムちゃん。

gokumatrix.hateblo.jp

 立石晴香さんという女優さんが演じているのですが、ちょっと気になって検索してみました。すると、公式ツイッターアカウントの次にこんな記事が上がってきます。(ちょうど1年ほど前に書かれたものです)

立石晴香はジュウオウジャーアム役!川口春奈とのアイドル時代とは? | 九州夫人のポストイット!

 川口春奈とのアイドル時代……?ファイテンション☆TV?

 あぁ!ファイテンションてれびのアイツかぁ~!

 見てたよ!前番組のファイテンション☆スクールの時から見てたよ!学校の教室のセットでホリケン(すなわちネプチューン堀内健)が先生役で女の子3人と何かやってる番組!あとたしかその番組内で蛙男の鷹の爪もやってた!短いフラッシュアニメとホリケンのコーナーと継ぎ接ぎで30分見せる、かつて一世を風靡したフジテレビのウゴウゴルーガを彷彿とさせる内容でした。

 そう、もともと鷹の爪とかの蛙男のアニメが面白くてその番組を見てたんですよ。Wikipediaで見てみると、当時のアニメのリストがあります。土管くん、はなけろ、本マグロトロ太郎、なちゅどんズ。てんてこししまい君は面白くなかったなぁ……あとピン子の秘伝カリー!ああ懐かしい!そうそう、オープニングの「嗚呼、筋肉学園」は米米CLUBのジェームス小野田さんが歌ってたんですよね~。もう10年前かぁ。ついこの間のようであり、ずいぶん昔のようでもあり……どっちにしろ懐かしい。

 ホリケンのコーナーはおまけみたいなもんで、ついでに見てたんですよね。中学生くらいのアイドル候補生みたいな女の子がいろいろな企画をやらされる感じ。その3人の女の子のうち一人が、今をときめく人気女優、川口春奈ですよ。ファイテンションのあと何年かしてポカリスエットか何かのCMで成長した姿を見た時は「おぉ~、出世したなぁ」と思いました。

 でも僕はあの時の3人の中では立石晴香のほうが好みだったんですよね。一番大人っぽかったし、コイツは売れるぞと思ったんだけど、ファイテンション以降はテレビで見たことなかったので、生き残ったのは川口春奈だけかと思ってたんです。

 それがスーパー戦隊のヒロインとして復活していたとは!なぜ気づかなかったんだ!

 いやでも10年も経ってるし、ファイテンションのときはもっと色黒だったし、髪も短くなってるし、大人になってるし、気づかないのも無理ないですよ。って誰に対する言い訳か知りませんけども。

 番組の企画で3人がユニット組んで、リンドバーグの「今すぐKissMe」を歌うことになって、ボイトレとか練習風景をやってたんですが、立石晴香は結構ド下手だったような記憶が。定かではありませんが、誰か一人はかなり音痴だった気がします。この子は歌無理なんじゃないかな~と当時は思いました。今はどうなんでしょう。

 そんなことを思いながら立石晴香の顔を見ていたら、なんで自分がこの子の顔を好きなのか気づいてしまいました。大人になってから初めて本気で好きになった女の子に顎のラインが似てるんです。顎のラインだけね。叶わぬ恋だった。彼女は今どうしているのやら。結婚して子供が生まれたところまでは風のうわさで聞いたけど。もういい年こいたおばさんだよなぁ。子供も成人してる頃だよなぁ。

 ということで、立石晴香の今後の活躍に期待しています。

おそらく今まで見た中でトップ3に入る衝撃的な無謀運転

 片側2車線で中央分離帯がある道路を走っていました。

 片側1車線の道路との交差点に差し掛かり、信号が赤だったので減速しました。その時僕の車は右側の車線にいました。交差点には右折レーンがありました。

 交差する道路の左から車が来て、右折するのかと思いきや、中央分離帯の手前で曲がり、こちらの道路の右折レーンに進入してきました。つまり逆走状態です。

 最初ちょっと何が起きているのかわかりませんでした。運転していたのはおばさんで、助手席と後部座席にも人の姿が見えました。右折しようとして誤って反対車線に入り込んだのかと思いましたが、そのままじりじりと右折レーンを逆走してきます。

 その車とすれ違い、前の車の後ろで止まって、どうするのかバックミラー越しに見ていました。後続の車も驚いた様子で止まっています。

 おばさんの車はじわじわと進み、道路の左側にある店の駐車場へスルスルと入っていきました。

 図で表すとこうなります。

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 おいおいおいいぃ!

 いくらなんでもそれはちょっと……

 そりゃ交通死亡事故全国ワースト14連覇を成し遂げるだけのことはありますわ。

 悪名高い「名古屋走り」で検索すると、「右折フェイント」とかいう狂った違反走法が出てきますが、これは右折フェイントどころじゃない。右折フェイント逆走Uターンとでも言うか……。

 幹線道路をちょっと入れば田んぼや畑が広がる田舎のせいか、普段から農道ばかり走ってるおじさんおばさんは無茶な運転をしがちです。

 車がないと生活できない田舎で30年近く車に乗っていますが、こんなの初めて。

 改めて安全運転を心がけようと思いました。

 

ドライバーズハンドブック 交通心理学が教える事故を起こさない20の方法

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【ネタバレ】「仮面ライダーxスーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦」【ご注意】

 子供を連れておよそ四半期ぶりに映画館へ行きましたので、久しぶりにダラダラと感想を綴ります。

 今回のスーパーヒーロー大戦はかなりのボリュームで、お父さん世代にもうれしい昭和ライダーが登場するマルチターゲットな内容。物語の始まりは、ゲームの世界が現実世界を侵略し始めた!というところから。いきなりゼビウスの浮遊要塞が登場。ゼビウスとか今の子供たち知らないでしょ。完全にオヤジ狙いですね。

 んで、ゲームの世界から来た侵略者に、スーパーヒーローが立ち向かうという構図。

 しかしスーパーヒーローもあれだけたくさん登場するとありがたみがなくなりますね。ヒーローのインフレ状態。そのインフレヒーローの数に対して変身前の人はほとんど登場しませんが。その中でもジュウオウジャーのアムちゃんの登場は嬉しいですね。あの子可愛いから。お父さんたちにも人気があるんですよきっと。

 他はだいたい知らないライダーか戦隊ヒーローの人で、個人的にはあんまり刺さらなかったです。あと知ってたのは電王のイマジンたちくらいかな。一応あれも変身前の人だから。

 関さん……いや、モモタロスは結構出番ありました。電王はやっぱり人気あるのかな。名前がモモタロスだけに桃色枠なんだよ!とか言ってて。スーパー戦隊の元祖・ゴレンジャーにちなんで、5色のどれかに当てはまる仮面ライダースーパー戦隊が選ばれるわけです。赤、青、緑、黄色、桃色の5色ね。

 なんでゲームが現実を侵略してきたかというと、天才プログラマーの少年が、もう現実に嫌気がさして、ゲームの世界に入り込んで、ゲームの世界を現実にするために現実のほうを消してしまおうとする、みたいな話の流れでした(うろ覚え)。

 んで現実世界のヒーローたちがゲームの世界に入って、ゲームのルールに則って5対5のチーム戦で勝ち抜いてボスを倒す、みたいな感じ?

 そんで選ばれた5人のヒーローが、最終的に5色の仮面ライダー「ゴライダー」になって敵を倒すんだけど、そこでモモタロスがピンクライダーになるっていう。そして必殺技があのラグビーボールみたいなのを蹴るやつで、関……モモタロスが「いいわね、いくわよ!」とか言っちゃうんです。

 そういえば途中出てきた敵のチームにモモレンジャーもいたんだけど、なんかキャラが違ってて。ちょっと女の子っぽいしぐさで「いやん♡」とか言って電王を翻弄するんですよ。いやいやいや、モモレンジャーそんなキャラちゃうやろと。昭和ぞ。昭和のヒーローぞ。男の世界に紅一点で勇ましく戦う女子(おなご)ぞ。それが「いやん♡」とか言いながら電王のタマを蹴ったりするわけないだろ!と昭和のオッサンは思った。

 あと、ストロンガーとか昭和アマゾンも出てたな。アムちゃんがアマゾンに大切断くらったときは、まさか真っ二つに?と思ったけどさすがにそれはなかったね。

 新しいアマゾンも3体出てきて、ほんといろいろぶっこんでくるなぁと思いました。

 ところでゲームのラスボスが3代目ショッカーを名乗るダイヤモンドユカイさんだったんですけど、さすがに演技がちょっとヘタクソで、ダイヤモンドユカイというよりもダイコンヤクシャユカイだったな、と思いました。

 おあとがよろしいようで……テケテンテンテン

 

 

大本営発表をのび太に例えるとこうなる

 ふだん政治には興味がなくてあまり気にしていないのですが「組織に毒された人間は際限なく愚かになれる」ということを非常にわかり易く表した具体例だなと思いながら読ませてもらいました。

 アニメ見るのに忙しくて国会なんて見てる暇ないんですけど、この記事は面白かった。何かわかりやすい例え話ができそうだと思って考えたのが今回の記事です。

登場人物

のび太 : 言わずと知れたのび太です。

のび太のママ : 言わずと知れたのび太のママ。

 

学校から帰ってくるのび太

のび太「ただいま~」

ママ「おかえりなさい」

のび太「ママ、おやつは?」

ママ「その前にのびちゃん、この前のテスト返ってきたんでしょう?」

のび太「え……うん、返ってきたよ」

ママ「ママに見せてごらんなさい」

のび太「ええ~……ちょっと今はここにないんだよ」

ママ「どこにあるのよ」

のび太「う~ん、今は言えない」

ママ「バカ言ってないでさっさと見せなさい!」

のび太「ええ~……」

ママ「の~び~太~……(ゴゴゴゴ・・・)」

のび太「ちょっと待ってよ、今度のテスト70点以上取るってママと約束したよね?」

ママ「そうよ、だから早く見せなさいよ」

のび太「もし70点以上取れなかったらおやつ抜きだって言ってたよね」

ママ「そうよ!それとお説教よ!」

のび太「そんなことになるのがわかってるなら、70点以下の点数なんて取るわけないよ」

ママ「はぁ?」

のび太「もし70点以上取れなかったら、おやつ抜きでしかもお説教されることがわかってるんだから、70点以下なんて取るわけないでしょ?だから大丈夫だよ」

 ママ「大丈夫ならさっさと見せなさい」

のび太「だから、大丈夫だから見せなくても大丈夫なんだって」

ママ「ちょっと何言ってるかわかりません」

 

 ……ということなんですよね、のび…いや松本副大臣とやらが答弁した内容は。

 国会ってすげえな。

夏目友人帳の6期がきっかけでとんでもないことに気づいてしまった

 先日(昨日か?)「夏目友人帳 陸」放送記念SPという番組が放送されまして、それを録画したやつを見ていた時のこと。

www.natsume-anime.jp

 これまでの夏目友人帳のことや、監督の話、音楽担当の人、OP、EDを担当する各アーティストを紹介したりしていました。そのEDを担当する女性歌手の安田レイさんという方。「お母さんが聴いていた宇多田ヒカルに影響を受けた」というナレーションに愕然。

 お母さんが聴いていた宇多田ヒカルに影響を受けた子が歌手として活動している。彼女は93年生まれ。宇多田ヒカルのデビューが98年。ということは当時5歳か。ふーん、そうかそれは影響受けててもおかしくないな。

 ちょっと待て、宇多田ヒカルのデビューが98年。てこたぁ来年はデビュー20周年か。宇多田ヒカルがデビュー20周年。まじか。彼女もう20年もやってんの?ええ?

 宇多田ヒカルの声を初めて聴いたのは職場のラジオ。イッツオートマティックですよ。ちょっとびっくりしましたよね。はぁ~、すごい人が出てきたなと。こんなすごい歌手がどこに隠れてたんだと。声からすると20代後半くらいかな。たぶんあれだ、10代から何年もの下積み時代を経て、実力が認められてデビューしたんだな。そりゃぁこんだけ歌がうまけりゃ認められるわな。

 よくよく聞いてみたら14歳。じゅ、じゅじゅじゅうよんさい?じゅーしー!じゅじゅじゅじゅーしー!

youtu.be

 子供じゃねえか。14歳の少女にこんな声が出せるものなのか?と、当時は驚いたものです。その少女が来年でデビュー20周年。てことは34歳。宇多田ヒカル34歳。でもWikipediaで調べたら35歳だった。早生まれなんだね。

 そりゃ自分もオッサンになるわけですわ。宇多田ヒカルが35歳でっせ。窮屈な画面でソファに座るのか座らないのかっていう踊りをしてたあの子が。

 もちろん、自分も突然年を取るわけじゃないんで、毎年ひとつずつ年を取るふつうのオッサンなんで、自分の年齢はきちんと把握してたつもりではあるんですがね。こういう形で過ぎた年月をあらためて突きつけられると、ああ、年取ったんだなぁということを本当に実感しますね。急に老け込んだ気分。

 30代に入ったころ、それまでの20代と比べてあまりに時の流れが速く感じたので、このまま時間が加速していったらあと5年かそこらで寿命が尽きるなと思ってたんですが、ここまでくるともうあと1年くらいしかないんじゃないかと思えてきました。やばいね。

 

1998年の宇多田ヒカル(新潮新書)

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きみのうた(通常盤)ツウジョウバン

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