子供を連れておよそ四半期ぶりに映画館へ行きましたので、久しぶりにダラダラと感想を綴ります。
今回のスーパーヒーロー大戦はかなりのボリュームで、お父さん世代にもうれしい昭和ライダーが登場するマルチターゲットな内容。物語の始まりは、ゲームの世界が現実世界を侵略し始めた!というところから。いきなりゼビウスの浮遊要塞が登場。ゼビウスとか今の子供たち知らないでしょ。完全にオヤジ狙いですね。
んで、ゲームの世界から来た侵略者に、スーパーヒーローが立ち向かうという構図。
しかしスーパーヒーローもあれだけたくさん登場するとありがたみがなくなりますね。ヒーローのインフレ状態。そのインフレヒーローの数に対して変身前の人はほとんど登場しませんが。その中でもジュウオウジャーのアムちゃんの登場は嬉しいですね。あの子可愛いから。お父さんたちにも人気があるんですよきっと。
他はだいたい知らないライダーか戦隊ヒーローの人で、個人的にはあんまり刺さらなかったです。あと知ってたのは電王のイマジンたちくらいかな。一応あれも変身前の人だから。
関さん……いや、モモタロスは結構出番ありました。電王はやっぱり人気あるのかな。名前がモモタロスだけに桃色枠なんだよ!とか言ってて。スーパー戦隊の元祖・ゴレンジャーにちなんで、5色のどれかに当てはまる仮面ライダーやスーパー戦隊が選ばれるわけです。赤、青、緑、黄色、桃色の5色ね。
なんでゲームが現実を侵略してきたかというと、天才プログラマーの少年が、もう現実に嫌気がさして、ゲームの世界に入り込んで、ゲームの世界を現実にするために現実のほうを消してしまおうとする、みたいな話の流れでした(うろ覚え)。
んで現実世界のヒーローたちがゲームの世界に入って、ゲームのルールに則って5対5のチーム戦で勝ち抜いてボスを倒す、みたいな感じ?
そんで選ばれた5人のヒーローが、最終的に5色の仮面ライダー「ゴライダー」になって敵を倒すんだけど、そこでモモタロスがピンクライダーになるっていう。そして必殺技があのラグビーボールみたいなのを蹴るやつで、関……モモタロスが「いいわね、いくわよ!」とか言っちゃうんです。
そういえば途中出てきた敵のチームにモモレンジャーもいたんだけど、なんかキャラが違ってて。ちょっと女の子っぽいしぐさで「いやん♡」とか言って電王を翻弄するんですよ。いやいやいや、モモレンジャーそんなキャラちゃうやろと。昭和ぞ。昭和のヒーローぞ。男の世界に紅一点で勇ましく戦う女子(おなご)ぞ。それが「いやん♡」とか言いながら電王のタマを蹴ったりするわけないだろ!と昭和のオッサンは思った。
あと、ストロンガーとか昭和アマゾンも出てたな。アムちゃんがアマゾンに大切断くらったときは、まさか真っ二つに?と思ったけどさすがにそれはなかったね。
新しいアマゾンも3体出てきて、ほんといろいろぶっこんでくるなぁと思いました。
ところでゲームのラスボスが3代目ショッカーを名乗るダイヤモンドユカイさんだったんですけど、さすがに演技がちょっとヘタクソで、ダイヤモンドユカイというよりもダイコンヤクシャユカイだったな、と思いました。
おあとがよろしいようで……テケテンテンテン