心は空気で出来ている

空気を読むな、呼吸しろ。

夏目友人帳の6期がきっかけでとんでもないことに気づいてしまった

 先日(昨日か?)「夏目友人帳 陸」放送記念SPという番組が放送されまして、それを録画したやつを見ていた時のこと。

www.natsume-anime.jp

 これまでの夏目友人帳のことや、監督の話、音楽担当の人、OP、EDを担当する各アーティストを紹介したりしていました。そのEDを担当する女性歌手の安田レイさんという方。「お母さんが聴いていた宇多田ヒカルに影響を受けた」というナレーションに愕然。

 お母さんが聴いていた宇多田ヒカルに影響を受けた子が歌手として活動している。彼女は93年生まれ。宇多田ヒカルのデビューが98年。ということは当時5歳か。ふーん、そうかそれは影響受けててもおかしくないな。

 ちょっと待て、宇多田ヒカルのデビューが98年。てこたぁ来年はデビュー20周年か。宇多田ヒカルがデビュー20周年。まじか。彼女もう20年もやってんの?ええ?

 宇多田ヒカルの声を初めて聴いたのは職場のラジオ。イッツオートマティックですよ。ちょっとびっくりしましたよね。はぁ~、すごい人が出てきたなと。こんなすごい歌手がどこに隠れてたんだと。声からすると20代後半くらいかな。たぶんあれだ、10代から何年もの下積み時代を経て、実力が認められてデビューしたんだな。そりゃぁこんだけ歌がうまけりゃ認められるわな。

 よくよく聞いてみたら14歳。じゅ、じゅじゅじゅうよんさい?じゅーしー!じゅじゅじゅじゅーしー!

youtu.be

 子供じゃねえか。14歳の少女にこんな声が出せるものなのか?と、当時は驚いたものです。その少女が来年でデビュー20周年。てことは34歳。宇多田ヒカル34歳。でもWikipediaで調べたら35歳だった。早生まれなんだね。

 そりゃ自分もオッサンになるわけですわ。宇多田ヒカルが35歳でっせ。窮屈な画面でソファに座るのか座らないのかっていう踊りをしてたあの子が。

 もちろん、自分も突然年を取るわけじゃないんで、毎年ひとつずつ年を取るふつうのオッサンなんで、自分の年齢はきちんと把握してたつもりではあるんですがね。こういう形で過ぎた年月をあらためて突きつけられると、ああ、年取ったんだなぁということを本当に実感しますね。急に老け込んだ気分。

 30代に入ったころ、それまでの20代と比べてあまりに時の流れが速く感じたので、このまま時間が加速していったらあと5年かそこらで寿命が尽きるなと思ってたんですが、ここまでくるともうあと1年くらいしかないんじゃないかと思えてきました。やばいね。

 

1998年の宇多田ヒカル(新潮新書)

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きみのうた(通常盤)ツウジョウバン

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シュークリーム半分こ

竹屋のベビーシュー 株式会社竹屋

 竹屋のベビーシューという商品があります。日本全国で売られているのか、限られた地域でしか売られていないのか知りませんが、このあたりのスーパーではポピュラーな存在です。メーカーの竹屋が三重県四日市市にあるので、中部地域でしか売られていないかも。

 んで、リンク先の公式ページを見てもらえばわかるように、小さなシュークリームが15個入りのパックで売られています。これで値段は税込100円もしない場合が多いので、子供のおやつとして時々購入します。

 子供もこのベビーシューがえらく気に入っていて、初めて買ったときなどは、目を離した隙に15個すべて完食していました。

 2回目にこれを買ったとき、また全部一気に食べてしまうといけないと思い「半分だけにしときなよ」と言って渡しました。その時は珍しく素直に返事をして、テレビを見ながら黙々と食べていました。しばらくして、やっぱり最初から皿に分けてあげるべきだったかな、と思いながら様子を見ると、ベビーシューは予想の斜め上をいく状況になっていました。

 僕の考えとしては、全部で15個すなわち奇数なので、半分といっても厳密に半分ではなく、7個か8個で半分のつもりでした。下の図のように。

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 これが

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 こうなる、という予想。

 しかし実際に子供が「半分」食べた状態がこれ。

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 律儀か!

 しかし、確かに……半分です。反論の余地もありません。

 わざわざかじって一個を半分にしてまできっちり半分にする。何かちょっとコロンブスの卵的なあれを感じた出来事でした。

ベビーシュークリーム【20個入り】

ベビーシュークリーム【20個入り】

 

 


 

夢の中にガッツ石松さんが登場してひと悶着あった話

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 今朝見た夢の話を書きます。

 どういう場所にいたのかは覚えていませんが、ガッツ石松さんの奥さんから、ムフフなアプローチを受けます。もしかしたら私はボクシングジムにいたのかもしれません。ガッツ石松さんの本当の奥さんはどんな方か存じませんが、夢の中に出てきた人はとっても若くて綺麗な女性でした。

 そんな若くて綺麗な女性にムフフなアプローチを受けて鼻の下を伸ばしていたら、それに勘づいた石松さんが22歳の小柄な格闘家を刺客として差し向けてきました。なんで22歳なんだ。その設定必要か?しかし夢なので大目に見てください。

 私は無理やりリングに上げられ、試合をさせられます。途中までがんばって戦いましたが、何かが起きて試合が中止されます。何が起きたのかは覚えていません。そこ重要な気がしますが、夢なので仕方ありません。

 リングを下りた私は、石松さんに頭を下げて謝ります。奥さんが勝手に誘ってきたのに、なんで私が謝らなきゃならないのか、とは考えませんでした。毅然とした態度で断らなかった私も悪いのです。

 場面は変わって、数年前まで実際に乗っていた車で山道を走っていました。その車は15年近く乗っていたので、愛着があったんですよね。夢にまで出てくるなんて。私は何かを納品に行く途中です。何を納品するつもりだったのかはわかりません。これまた夢なので仕方ない。

 納期ギリギリだったのか、もう納期を過ぎていたのか知りませんが、とにかく急いで車を飛ばしていました。ヘアピンカーブに差し掛かると、下手なドリフトで

 ズギャギャギャギャー!

 とコーナーをクリアします。しかし2つ目のヘアピンでドリフトに失敗して、路肩の斜面にぶつかって車が大破しました。夢なので大破のしかたもおかしい。ボディーだけパコッと外れて、私はシートが載ったシャーシだけになった車でヘロヘロと坂道を下っていきます。途中のカーブで道を外れ、用水路に半分乗り出して車が止まりました。ルパンみたい。

 ギリギリのバランスで止まっているところを、地元のおじさん2人がよっこらしょと戻してくれました。この時期はこういう事故がよくあるんだよね~と言ってました。どんな時期だ。

 車を戻してもらったところで、斜面に取り残されたボディを取りに行きました。おじさん2人と私の3人でボディを持ち上げて運ぼうとしているところに対向車がやってきました。でも私たちの様子を見て、関わりたくないと思ったのか引き返していきました。

 後ろを振り返ると、私がいま下ってきた坂道を、でっかいトラックが下りてくるところでした。やばい!はよせな!というところで目が覚めました。以上。

 全然面白くねぇ!

  ではまた!

最驚!ガッツ伝説

最驚!ガッツ伝説

 

 

 

22歳

22歳

 

 

感受性とか心の器とかそのキャパとかの話。 ~違う、そうじゃない~

nyaaat.hatenablog.com

 こういう話、わりと好きなので掘り下げてみたいと思います。

 最初に断っておきますが、僕個人の感覚としては、上の記事のような考え方はわからなくもない。しかし的は外れてるな、という気がします。「違う、そうじゃない」と言ってしまいたい衝動にかられます。その衝動に駆られてこの記事を書いているわけですが、あくまで個人の感想なので、あまり真に受けずに読んでいただければよろしいかと思います。

 感受性、という言葉はちょっと綺麗だし、人が何らかの出来事を受け取るアンテナの感度、という程度の意味合いとすればわかりやすいので簡単に使ってしまいがちですが、実のところ、感受性の強弱と、心の強弱とは全く関係がありません。感受性が鋭くて心の強い人もいれば、感受性が鈍くて心の弱い人もいます。

 いわゆるメンヘラ系の人にありがちな話として、普通の人にとって何でもないことを、すごく重く受け止めたりして、自己嫌悪やら妄想やらが止まらなくなる、といったことを聞きます。これは感受性が強すぎるからだとよく言われますが、感受性云々というよりは、妄想が暴走しやすい傾向にある、ということだと思います。

 僕の考えでは、心の強い人と弱い人の違いは「恐怖への耐性」にあります。いわゆる心の弱い人が、なぜいろいろなマイナス思考や妄想に囚われやすいのかというと、そのような思考に囚われることで恐怖を覆い隠そうとするからです。その内容が楽しかろうと苦しかろうと、とにかく何かを思考し続けることで頭をいっぱいにしておけば、とりあえず恐怖から目を逸らすことはできます。

 しかし実は、頭の中を妄想で充満させておくことは、恐怖を充満させておくことと同義です。なぜかというと、恐怖から目を逸らすことがますます恐怖を増幅させるからです。見えないこと、わからないことが恐怖を助長するというのは簡単な事実ですよね。

 心の弱い人は、妄想で築き上げた自分の殻に閉じこもり、その中の材料だけで物事を捉えようとします。だから何か新しいことを体験すると、その体験への恐怖を覆うために妄想を総動員します。知らないものを見たくないので、知っているものでそれを包み込んでしまうのです。

 感受性の豊かさとは、知らないものをそのまま受け入れる心の柔軟性です。自分がそれまで知らなかったものを受け入れることは、心にそれを受け入れるだけの余地がなければできません。つまり、心が空っぽでないと何も受け取れないということです。知っていることで充満した心に、新しいものが入ってくる余地はありません。単純なことです。

 感受性が豊かなら、心が新しいものを受け入れるなら、妄想が入り込む余地はありません。そして見るもの全てに新鮮さが宿ります。夕焼けでも、カラスでも、皮膚病で頭の禿げた猫でも、その猫が道端に落としたフンでも。満員電車でも、嫌いな上司でも、スカートの短いお姉さんでも、エグザイルのジャージを着たお兄さんでも。なぜなら、それらは自分が知っている昨日とは違う、新しい体験だからです。

 心の弱い人は、空っぽであることを何より恐れます。知らないこと、新しいことを受け入れるには空っぽでなければいけない。でも空っぽになってしまうことは死ぬほど恐ろしい。だから知っていることで心をいっぱいにする。それが堂々巡りの思考や妄想といった形で現れるのです。

 心の弱さとは、自分の心の器を手放さず、すべてをその中で処理しようとすることです。だから、器に入らないものは処理しきれないし、器が壊れたといっては落ち込んだりするのです。心の強さとは、器を持たないことです。器の形や大きさなどは関係ありません。器の形や大きさにこだわるのは弱い人です。強い人はそんなことに興味を持ちません。器は単に器でしかなく、必要に応じて使えばそれで事足りるからです。

 一般に、心が強いことは善いことで、心が弱いことは悪いことだと思われがちですが、心の強弱と善悪の概念を結びつけて考えるのは愚の骨頂です。さらに、心が強いとか弱いとかいう考え方も、所詮は方便でしかなく、実際の心のありようと向き合う時には不要な概念です。

 心が強いとか弱いとか、器が大きいとか小さいとかは、心の本当の意味とは無関係な話です。自分が思う以外のところで、心が本当に存在しているのかどうか、考えたことはありますか?自分とは何か、心とは何か、本気で真剣に考えたことはありますか?

 ……って、誰に聞いてるんだ?

 

違う、そうじゃない

違う、そうじゃない

 

 

銀杏の殻割り器が無駄に高いとお嘆きのあなたに

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 銀杏の季節がやってまいりました。嫁さんの実家は銀杏の生産量日本一の町。銀杏農家ではありませんが、この時期、これでもかというくらい銀杏をいただきます。銀杏好きのごくまにとって、秋は美味しい銀杏がタダでもらえるとってもありがたい季節です。スーパーで買うと結構なお値段しますでしょう?

 そんな大量の銀杏を毎晩レンジでチンして食べていますが、問題は殻割り作業。銀杏は滋養強壮に効果があるそうですが、食べ過ぎると中毒を起こすということで、一日に食べる量は20粒までと決めています。嫁さんと二人で40粒。これだけの殻を割るのはそこそこ面倒な作業です。

 殻を割らずに茶封筒に放り込んでそのままチンすれば勝手に爆発して楽チン、と思って以前はそのやり方を採用していました。しかしある時、量が多かったのか封筒まで破裂してしまい、レンジの中が大惨事になって以来、禁術として封印されました。

 あらかじめ殻を割っておけば、破裂することもないのでそのまま器に入れてラップでもすれば安全にチンできます。しかし専用の殻割り器は意外と高い。ただ殻を割る、それだけの機能しかないのに、1000円前後します。だったらペンチでよかろうと殻割りをやってみると、力加減が難しくて銀杏がぐしゃぐしゃに潰れること請け合い。

 そんな折も折、ダイソーでよさげなアイテムを見つけました。その名も「ロッキングプライヤー」。プライヤーの刃の開き具合を調整して固定できるというシロモノです。本来、掴んだものをそのまま固定して、手を放しても掴んだ状態を維持できるというのがウリな道具らしいですが、ごくまが注目したのは「刃の間隔を固定できる」という点。これならば、銀杏を掴みすぎて潰してしまう心配がありません。しかもお値段200円。ダイソー商品としては少しお高めですが、専用の殻割り器に比べれば激安です。そして銀杏を潰さずに殻を割るという機能は十分に果たしてくれます。

 実際使ってみると、殻割りがはかどるはかどる。力加減を気にせずに済むので、パッキンパッキンリズムに乗って楽しく作業していると、あっという間に殻割り終了。あとはレンジでチンしてほくほくの銀杏を美味しく召し上がれ、ってな寸法です。

 銀杏の殻割りが面倒だけど専用の殻割り器を買うほどでもない、という方はダイソーへGo!

諏訪田製作所 銀杏殻むき鋏 銀杏坊主 12110

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貝印 Cookfile 銀杏割り DH-2232

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金鹿工具 ギンナンクンPro(アルミ色) 503 5889ao

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