心は空気で出来ている

空気を読むな、呼吸しろ。

家族サービス ~南知多ビーチランド編~

 昨日は南知多ビーチランドへ行ってまいりました。だいたい年に一度は行っています。高速に乗って1時間と少しで到着するお手軽スポット。GWも終わっているためか、日曜日といえど人出はそれほど多くありませんでした。
 正面ゲートをくぐると、前回来たときにはなかった新しいお土産ショップができていましたが、その前を素通りしてまずは水族館へ向かいます。水族館の奥はイルカショーのプールの地下になっていて、ガラス越しに水中を泳ぐイルカの姿を眺めることができます。

f:id:go_kuma:20160523104225p:plain

 プールのイルカたちは、ガラス越しに自分を眺める人間どもにサービス的な泳ぎを見せてくれたり、ぼんやり立ち泳ぎしています。泳ぎながらちょいちょいウンチを漏らし、それが水流でくるくる回りながら散っていくのを見ると、イルカショーで最前列に座ってプールの水をかぶるのは遠慮したいと思うのでした。

f:id:go_kuma:20160523105219p:plain

 そのあと人気のチンアナゴをしばらく見ると、他の魚類には目もくれず、息子はとっとと水族館を出ていきます。水族館を抜けた先にいるオットセイやアザラシ、ペンギン、ウミガメなどはほとんど見ることもなく、彼が目指しているのはただひとつ。ビーチランドと併設された遊園地・おもちゃ王国にあるトミカプラレールランドです。

 トミカプラレールランドは、たくさんのトミカプラレールを使って遊び放題の屋内遊技場です。トミカのテレビゲームもあったりします。息子は1週間前にビーチランドの話が決まってから、ずっとここで遊ぶことを目指して生活してきました。その遊びたい気持ちのすべてをぶつけて遊びまくった結果、休むことなく3時間強の間、昼飯も食べずにここで遊びました。

 僕と嫁さんは交替で休憩をとりながら息子を監視……いや見守りました。ここはとにかく自由な遊び場で、部屋中にとッ散らかったトミカプラレールで本当に好き放題子供たちが遊べるので、親は常に他の子供とトラブルにならないよう見張っている必要があります。元気な子供と疲れた親が入り乱れるカオス空間です。

 さて、いい加減お腹を空かせた両親の説得で、ようやくトミカプラレールランドを出た息子。レストランで昼食を済ませると、今度はすぐに遊園地ののりもので遊びたがります。最初はバイキングに乗りたいと言っていたものの、規定の身長に届かずアウト。そこそこお腹が膨れた状態でバイキングなんて自殺行為だと反対していたお父さんがほっとしたのもつかの間、ひたすらぐるぐる回転するブランコに乗りたいと言い出します。子供向けの遊園地なので、基本的にぐるぐる回る系ののりものばかり。気持ち悪くなりそうだけど、ブランコ程度なら大丈夫かなと思ったのが大きな間違い。
 最初はゆっくり回転しはじめたブランコですが、ちょうど1回転くらいしたところでグンとスピードを増し、遠心力で一気に体が浮き上がります。やばい。これはやばい。真横に吹っ飛んでいく景色。三半規管が横Gでやられるのを防ぐため、ずっと隣のブランコを見つめて、なるべく正面からGを受けるようにしたおかげでなんとか持ちこたえました。
 
 その後は、比較的のどかな乗り物をいくつかこなして、再び回転系。水中ボートという、支柱に繋がれたボートがひたすら円形プールを回るというのりものです。これも見た目はメルヘンチックで、小さい子供も乗れるくらいだから大丈夫だろうと思ったら裏切られました。スタートのブザーが鳴ると同時にロケットスタート。頭がガクンと後ろにもっていかれます。油断しているとむち打ちになるんじゃないかと思うほどの急発進でした。
 
 この日いちばん楽しかったのは、アクアボールとアクアチューブ。夏場の公園やイベントで目にしたことのある方もいらっしゃるでしょう。浅いプールにでっかいボールやチューブを浮かべ、その中に人が入ってジタバタするアトラクションです。小学生未満は付き添いが必要ということで、息子と一緒に入りました。一回3分で、待ち時間に外から眺めている時は、その3分が長く感じて、果たして最後まで楽しいテンションが持つかどうか心配でしたが、予想を大幅に超える楽しさ。中で遊んでいる人間にとっては3分などあっという間です。
 個人的にはチューブよりボールのほうが面白かったです。どの方向にも回転させられるので、ガンガン動き回って息子をばいんばいんと縦横無尽に跳ね返らせて、さんざんもてあそんでやりました。息子も未知の体験にキャッキャウフフと楽しんでいました。

f:id:go_kuma:20160523112523p:plain

 帰りは正面ゲート横の池に住むペリカンたちに別れを告げて家路につきました。

 午前中は親にとっては苦行でしたが、午後は久しぶりに思い切り遊ぶことができて、たのしい家族ドライブになりました。大型連休でもなければ、普段の土日や祝日でもさほど混まないので、圏内の方は一度行ってみてはどうでしょうか。

ふれあい体験型水族館|南知多ビーチランド(愛知県知多半島)

 追記:

 伊勢志摩サミットが終わるまで待ったほうがいいかもしれません。途中の高速道路でパトカーが変な場所で渋滞を引き起こしてたり、警察車両が行列を作って走ってたりします。これから本格的に警戒態勢に入ると、さらに高速道路が混雑する可能性もありますね。あと、自衛隊のヘリが何機もまとまって飛んでいたりします。

 

のびのび ちんあなご

のびのび ちんあなご

 

 

【漫画感想】 ゴールデンカムイ 【ざっくり】

 最近読んだ漫画で面白かったタイトルの感想をひとつ。

 「ゴールデンカムイ」。漫画大賞2016の大賞受賞作ということで話題になった作品です。

 1巻を読んで最初に感じたのは「シリアスかと思ったら意外と笑わせるグルメ漫画?」ということでした。

 「冒険(バトル)」と「歴史(ロマン)」と「狩猟(グルメ)」というのが公式な売りらしくて、確かにその通りなんですが、そこにちょいちょいギャグ要素をぶっこんでくる。盛りだくさんすぎて、作品がどこ向いて走ってるのか、読んでてときどきわからなくなります。

 寒い土地で、ヒグマと戦ったり、人間と戦ったり、いろんな生き物を食べたり、北海道の原住民アイヌが出てきたりと、昨日観てきた映画「レヴェナント:蘇えりし者」と少しダブって見えました。

 日露戦争後の世界という設定もあって、人が現代よりだいぶ野蛮な生活をしていた時代ですから、戦闘描写は生々しく、あっさり人が死んだり、手足が切り離されたり、どばどば血が出たりします。「狩猟(グルメ)」を打ち出しているだけあって、動物を狩って解体して料理するまでが詳細に描かれています。ジビエ料理ですね。脳みそやら心臓やら目玉やら、狩った獲物は残さず食べ尽くします。

 ストーリーの基底となるのは、アイヌが残した金塊を奪った犯罪者がいて、そいつが隠した金塊の場所を探し当てる謎解き要素があり、その金塊を狙う軍隊、個人、テロリスト集団などが入り混じって、戦闘や駆け引きを繰り広げるという流れです。

 まだまだ未開の地であった北海道の原野を、野生動物たちとの知恵比べをしながら金塊を探す「冒険(バトル)」要素。

 日露戦争で無能な軍上層部に部下たちを殺されたと恨む軍人、幕末を生き延びて北海道独立を企む新選組のメンバーなど、虚実入り乱れて歴史上の人物が暗躍するという「歴史(ロマン)」要素。

 狩猟で得た獲物の調理法を詳しく解説する「狩猟(グルメ)」要素。

 そこへ唐突にぶっこまれては「このくだり、必要か?」と思わせるギャグ要素。

 様々な要素が入り混じって盛りだくさんな内容の冒険譚です。作者はデビューから10年を過ぎていることもあり、絵柄はこなれていて安定しているので、読みやすい作品だと思います。読み始めはシリアス面とギャグ面の落差が激しくて戸惑うかもしれませんが、むしろそこがこの作品の個性とも言えるでしょう。

 

ゴールデンカムイ 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

ゴールデンカムイ 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

 

 

 

【映画感想】レヴェナント:蘇えりし者【ネタバレ御免】

 はい観てきました「レヴェナント:蘇えりし者」を。アカデミー賞主演男優賞、監督賞、撮影賞受賞作品です。

 家に帰ってからネットで公式サイトの予告編を見ましたが、ぶっちゃけ予告編だけで映画の内容は全部です。

 最愛の息子の命を目の前で奪われ、極寒の荒野に置き去りにされた男が復讐のために蘇る。全部言っちゃってるよ!復讐の先に何があるのか……何もなかったよ!

 ストーリーはそれだけのことなんですが、この映画の印象を簡潔に述べるならば、痛い・辛い・寒いの三拍子揃った話を血なまぐささというオブラートに包みました的な?いやオブラートじゃねえよ!むしろ三種類の具材を生き血で和えて盛り付けました的な仕上がりですわ。

 自分の感度が鈍いだけかもしれないんですが、これといったどんでん返しもなく、カタルシスに浸れるわけでもなく、謎解きもなにもない。そりゃ実話に基づいた作品だってことですから、そんなもんでしょうな。

 とにもかくにも、救いのない物語です。この映画にメッセージがあるとすれば、殺されたネイティブアメリカンの首に掛けられた板に記されていた「すべての人間は野蛮である」みたいな意味の言葉。確かにその言葉通り、この映画はとにかく人間の野蛮さをこれでもかというくらいにしつこく描き出しています。登場人物は、加害者も被害者も全員野蛮。野蛮に描かれなかったのは、主人公の夢に出てくる死んだ妻くらいなもんでしょう。唯一野蛮でないのが死んだ人間というのは皮肉なんでしょうかね。

 アメリカの開拓時代の話で、200年くらい前は本当にこんな世界だったんだろうなぁ、と思わされます。なんちゃら砦とかネイティブアメリカンのなんちゃら族とかね。実際、その時代のアメリカ大陸では野蛮なことが日常的に繰り広げられていたんでしょう。たくさんの人間が殺し合いをして、女子供が酷い目にあって、むやみやたらと野生動物が殺されて、森は伐採されて……そんな血なまぐさい歴史を刻んだ土地が、今では明るい観光名所、なんてことになってるんでしょうね。

 あとは、アメリカの大地を映し出した雄大な映像美とか?見どころといったらそんなとこですかねぇ。そう、あと熊!あれCGなんですか?そりゃCGでしょう。でもすごいリアル。CGがどうやってディカプリオをぶん回してるのか、何か仕掛けがあるんでしょうけど、あのシーンは本当にすごい。熊が本当に生きてるように動く。毛皮とかヨダレとか、あんなリアルにCGで作れるんですね。今までの生き物のCGって、たいがい動きがCGっぽいし、なにより重力が感じられない。ジュラシック・ワールドの恐竜なんてめちゃ軽そうでしょう。しかしあの熊はマジで重力の中を生きてましたよ。あそこまで生き物をリアルに、しかも重力コミでリアルに作れるとなると、CG本当にやばいですね。なんでもねつ造できちゃうじゃないですか。

 それと、主人公が死んだ息子に寄り添って眠るシーンでは泣けました。この作品で唯一泣くとこですね。まだ小さいけど自分にも息子がいるので、そこはかなり感情移入しました。

 結局、この映画で一番の見どころはというと、やっぱり熊!熊こわい!

 以上、ざっくり感想文でした。

 

羆嵐 (新潮文庫)

羆嵐 (新潮文庫)

 

 

野性伝説 (1) (講談社漫画文庫―矢口高雄自然シリーズ)

野性伝説 (1) (講談社漫画文庫―矢口高雄自然シリーズ)

 

 

君に胸キュン

 勤め先の職場に、新人研修生が来ました。新卒とは思えない貫禄を備えた、分厚いオッサン風の男子と、線の細い女子。二人とも、自分の子供だとしてもおかしくない歳です。実際、若くして結婚した高校時代の同級生には、彼らと同い年の息子がいます。

 さて分厚いオッサンはどうでもいいとして、基本的に男ばかりの職場に、短期間とはいえうら若き乙女が混じるというのはとても新鮮なものです。心なしか、いやあからさまにみんな浮足立っているのが感じられます。

 かくいう私も、ナイスミドルこといい年こいたオッサンとして平静を装いつつ、密かに胸ときめいております。しかしこの胸のトキメキに自分でも少し戸惑い隠せない五月の風。

 若い頃は、もっとムラムラギラギラしていました。若くて可愛い女子、あるいはそうでない女子でさえ、もう女子というだけでほぼ見境なくギンギンでした。ギンギラギンにえげつなくでした。こんな若い女子が同じ職場にいようものなら、あんなことやこんなこと、ええそんなことまで?というくらい自由な妄想の翼をはためかせたものです。純粋さのかけらもなくただ欲望を垂れ流しておりました。いえむしろ純粋に欲望のみを噴出させておりました。

 ところが、これも歳のせいなのかどうかわかりませんが、今職場にいる若い女子を見ても、そのような欲望はどこにも見当たらず、ただひたすらに胸キュンなのであります。

 上司の説明を聞くその立ち姿。心持ちつま先を内に、手は大切なものを隠すがごとく下腹部の前に重ねられ、細い首をときおり傾げては頷く。吹けば飛びそうな、儚く頼りないその姿を見るだけで、オッサンはもうキュン死に寸前です。酸欠覚悟で吹きまくってもそよとすら動かなさそうなうちの奥方にこの儚さは装備されていませんがどこで買えますか。

 まさかこれが世に言う「萌え~」なのでありましょうか。オタク趣味のくせに二次元女子には心微動だにしないこの私が、三次元女子に萌え~なのでしょうか。

 いくつもの……いや、いくつかの色恋沙汰をくぐり抜けてきた経験からはっきり申し上げますが、これは断じて性欲や恋愛感情の類ではございませぬ。私はかつてこのような感情を抱いたことがありませんでした。彼女はひたすらに可愛いのです。ひたすらに守ってあげたいなのです。そしてひたすらに胸がキュンキュンするのであります。

 別に、性欲や恋愛感情でないからと言って、この気持ちが純粋で綺麗なものだと言うつもりは毛頭ございません。オッサンが若い女子に胸キュンしてる時点で十分キモいことは承知の上です。

 あるいはもしかして、自分に娘がいたらこんな気持ちになるのでしょうか。娘とはこんなにも可愛いものでしょうか。息子は十分に可愛いのですが、これは息子を可愛いと思う気持ちとはまた別種の感覚であります。もしそうであるならば……娘ヤバい。娘がいたらキュン死に間違いなしです。私は毎日萌え狂うでありましょう。

 そういえば、40を過ぎたあたりから、あるいは息子ができてから、若い男子も可愛いと思うようになりました。大人になってからは、中学生くらいまではまだ子供として可愛いと思っていましたが、さらにオッサンになると20代後半くらいでも可愛いと思えるようになってきました。今の職場で一緒に仕事をしている若い男子など、本当にピチピチしてて可愛いなと思います。私はノンケですから、そこに性的な含みはありませんし、若い女子のように胸キュンもしませんが。若い頃は、もう体の出来上がった毛生え男が可愛いなんてこれっぽちも思わなかったし、むしろめっぽう男嫌いでしたが、歳をとると意外な心境の変化が起こるものですな。

 

君に胸キュン。 [EPレコード 7inch]

君に胸キュン。 [EPレコード 7inch]

 

 

 

ギンギラギンにさりげなく (近藤真彦 : オリジナル歌手)

ギンギラギンにさりげなく (近藤真彦 : オリジナル歌手)

 

 

カイガン!オメガドライブ! ~ふたりの夏物語~

www.tv-asahi.co.jp

 5歳になる息子は去年から始まった仮面ライダーゴーストにハマっています。

 それまではニンニンジャー、その前はトッキュウジャーと、戦隊ヒーローのほうが好きだったのに、今はジュウオウジャーよりゴーストが好きなようです。おもちゃ売り場に行くと、仮面ライダーのゲーム「カンバライジング」というのをやりたがります。この前、日本モンキーパークへ行ったときも仮面ライダーゴーストショーを見ました。悪者が怖くてずっと耳をふさいでましたが。

 クリスマスだか正月だかに、おばあちゃんが仮面ライダーゴーストに出てくる変身アイテム「メガウルオウダー」というのを買ってくれました。それ以来、メガウルオウダーにセットする「眼魂(アイコン)」というアイテムを集めています。

 仮面ライダーゴーストについて簡単に説明すると、主人公は登場するなり死にかけて、まだ半分死んだような状態です。それで眼魂(アイコン)という、歴史上の偉人や英雄の魂が宿った目玉のようなものを15個全部コンプリートすると生き返れる!ということです。眼魔(ガンマ)と呼ばれる敵とか、そいつらが住む異世界とか、いろいろ複雑な設定はありますが、あんまり詳しく見ていないのでうろ覚えのざっくりした説明しかできません。

 メガウルオウダーは主人公のゴーストじゃなくて、敵側の人間が変身する「仮面ライダーネクロム」の変身アイテムで、腕にはめるブレスレット型です。主人公が仮面ライダーで敵も仮面ライダー昭和ライダー世代にはちょっとわけのわからない世界です。でも元々仮面ライダーの敵は仮面ライダーを生み出したショッカーだから、敵に仮面ライダーがいてもおかしくないのか。そういえばライダーマンていうのもいたな。顔の下半分が生身のやつで、敵か味方かよくわからない。小さい頃見てただけなので記憶もあいまい。

 ちなみに主人公の変身アイテムはやっぱりベルト型で「ゴーストドライバー」といいます。風車じゃなくて眼窩とまぶたがついてて、眼魂をセットしてガチャン!とやるとまぶたが開きます。それで眼魂に宿った歴史上のヒーローの能力を使えるという設定です。

 そいで、メガウルオウダーの箱っぽい部分に眼魂をセットしてクルンと回してボタンを押すと英語っぽい発音で「テンガン!」という音声が出ます。眼魂の種類によって、例えば三蔵法師の眼魂だと「サンゾウ、メガウルオウド!」って喋るんです。必殺技の時は「ダイテンガン!オメガウルオウド!」って叫びます。英語っぽい発音で。

 でね、このボタン部分が目薬の容器みたいな形なんですよ。わかりますか?目玉をセットして目薬を差すってことなんですよ。だから「点眼」なんです。目薬を点眼するから「目が潤う」すなわちメガウルオウダーなわけです。なかなかふざけたネーミングですよね。

 家にはもう12種類の眼魂があって、休日になるとメガウルオウダーと12個全部の眼魂を持ち歩くんです。ショッピングセンターでメガウルオウダーを腕にはめて、歩きながら「テンガン!」してます。同世代の子供がいると、わざわざそっちに近寄って「テンガン!」て。見せびらかしたくてたまらんのでしょうな。子供なのでやることがあからさま。で相手が注目すると、これ以上ないくらいのドヤ顔で「オメガウルオウド!」してます。見てて面白いけど、親として少し恥ずかしい。

 最近はベルトのほうも欲しくなっちゃったみたいで「ゴーストドライバー欲しいなぁ~」って聞こえよがしにアピールしてきます。ゴーストドライバーの変身音声「オメガドライブ!」ってしょっちゅう叫ぶし。最初に聞いたときは「オメガトライブなんてどこで覚えたんだ」なんて驚きましたが。オメガトライブじゃなくてオメガ”ド”ライブでした。杉山清貴のほうじゃなかった。

 ということで、今年の誕生日プレゼントはゴーストドライバーになりそうです。